弊社は全国にアパレル販売店の管理店舗を展開しており、ここ数年で急成長をしています。ただ、会社の成長は軌道に乗り始める一方で、アルバイト採用はうまくいかずに困り果てていたんです。管理店舗は増え始めているのにスタッフが集まらない、これはどうしたものかと。当時は紙媒体を利用していましたが、複数の求人広告を出しても全く応募が来ないということもありましたね。原稿作成も基本的には電話でのやりとりだったので、こちらの意図が伝わらない、逆にこちらも市場の状況を把握できないということもありました。

-マイナビバイト導入の決め手は何でしたか？

ちょうど紙媒体での応募が伸び悩んでいたところに、マイナビバイトの営業の方から「採用活動状況はいかがですか？　」と電話があったのがきっかけです。その後、直接会社に来てもらってWeb媒体について説明を受けました。話を聞いてみていいなと思ったことは、応募状況をリアルタイムで追える点と、労働市場に合わせて時給を上げたり、シフトを週5日から週3日に変えたりと求人内容を途中で変更できる点でした。紙媒体の場合、期間中に「条件失敗したかな……」と思っても後から変更することができないじゃないですか。そこが「おお、これは！　」と思ったポイントでした。

 

採用に対する考え方自体にも変化があらわれる

-導入してよかったことはありますか？

導入の決め手となった、リアルタイムで求人広告の内容を管理、修正ができるなどのWeb媒体ならではのメリットもそうですし、それとセットで営業担当がしっかりとうちに来てくれて直接原稿の内容について話を詰めてくれることですね。一番よかったことは、こちらが「週5日、1日8時間働ける人をこの時給で募集したい」と言った時に、「今の市場でその条件は厳しいです」と労働市場の背景をはっきりと伝えてくれた上で「では、週3日にしてみませんか」という提案をしてくれたことでした。それは営業担当が変わっても一貫してある姿勢だなと感じました。

-導入前後でここが「変わった」ということはありましたか？

効果については、そもそも応募が出ていない状態から導入して実際に今効果が出ているという状況なので、0→100になったという印象です。あと、最初は仙台での募集からでしたが、会社の成長と共に依頼する数も増え、営業担当から労働市場についての説明や打ち出しのコツなどのいろいろなお話を聞いていくうちに求人広告についての知識もついてきましたね。もちろん求人広告などに関して私たちは全くの素人なので最初は何もわからなかったのですが、段々と「そういうことか」「こうした方がいいな」ということもわかるようになってきました。

 

「話を聞きたい」も貴重な応募と捉える

-募集、採用について気をつけていることはありますか？

必要以上にややこしい内容にはしないことですね。まずは「一回話を聞いてみようかな」と思ってもらえることを第一にしているので、入り口で絞ることはしないようにしています。実際に、「とりあえず話を聞きたい」という方からの応募もあります。そういう応募が5人からあったとして、その内1人でも「やる」となれば成功だと思っています。こちらも昨今の労働市場を理解して「そうしなければ来ない」と分かっていますし、コストパフォーマンスを考えてもそれが一番効果が高いと認識しているからです。もちろん、採用できない条件では出しませんが、採用する側の想いを載せて募集をかけても効果は出ないですからね。まずは窓口を広げて採用後に育てることもできますし、閲覧が多くなれば自然と本当に欲しい層に見てもらえる可能性も高くなると思っています。

 

マイナビバイトから

たくさんの求人から選ばれるのは、わかりやすい内容、応募をしたくなる内容です。採用する側が求めること、応募する側が求めること、どちらかに偏らないようバランスを考えて条件などを設定してみましょう。また、本当に欲しい層だけではなく、最低限採用ができそうな層の応募者とも一人ひとり話し合う機会を設けてみると、「週3日希望で応募したけど実は週5日でも働ける」という層も見逃さずに採用することができます！

※本記事の内容は取材時（2019年3月時点）の情報です。