• フリーターってどんな人? 多様な働き方を知る

    調査・データ
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働き方に関する自由度が上がり、多様な働き方がある現代社会において、経済活動を支えているのは正規雇用の人材だけではありません。むしろ、一部業界においては、フリーターと呼ばれる、非正規雇用労働者の力こそ、労働力としてメインとなっていることもあります。今回は、そんな日本経済を支える存在である、フリーターに焦点を当て、アンケートを元に彼らの実情について分析・紹介します。

フリーターになったきっかけ・個人の抱える事情は多様

まずは、彼らが正規雇用ではなくフリーターという働き方を選んだきっかけ、理由について見ていきます。こちらのグラフをご覧ください。

出典:2019年10月 株式会社マイナビ 社長室 リサーチ&マーケティング部 アルバイトリサーチチーム「フリーターの意識・就労実態調査」

全体を通して最も多く選択された回答は、「正社員で働くより楽だから」ということでした。アルバイト・パートという非正規雇用ならではの自由な働き方が魅力的に捉えられていることがわかります。

しかし、次いで多かった回答は「明確な職業を思い描けなかった」「正社員として雇ってくれるところがなかった」です。正規雇用での就労が困難であったため、止むを得ずフリーターになった、という層も一定数いることも見て取れます。

不安な内容は主に金銭面。年齢による差も

次に、現在不安に感じていることについてのアンケートに関する回答を紹介します。

出典:2019年10月 株式会社マイナビ 社長室 リサーチ&マーケティング部 アルバイトリサーチチーム「フリーターの意識・就労実態調査」

あてはまるもの・最もあてはまるもの共に、「金銭・給料面に対する不安」が最も多く選ばれています。また、「貯金ができない(少ない)ことへの不安」も多く選ばれており、金銭的な不安を抱く人が多いことがわかります。就労状況別では非就労の方が「特に不安に感じていることはない」という回答がもっとも少なく、何かしらの不安を抱えている人が多いことがわかります。

年齢別に見ると、35歳〜44歳において「老後に対する不安」が他の年代より多く、1524歳では「特に不安に感じていることはない」と答えた割合が他の年代に比べて多くなるなど、年齢やライフステージにより、不安の内容に差が見られることもわかりました。

希望月収と現実の平均月収に大きな開き

金銭面を支えるものとして、実際に受け取っている月収はどうなのでしょうか。
次のグラフは、希望する月収額と、実際の平均月収についてアンケートを実施したものです。

P.32「平均月収/希望月収」のグラフを引用してください)

希望月収としては1620万円と答える割合が32%で最も高かったのに対し、実際は月収15万円以下が35%以上と、希望と現実の乖離が見られています。更に、貯蓄額の設問への回答は、以下のような結果となっています。出典:2019年10月 株式会社マイナビ 社長室 リサーチ&マーケティング部 アルバイトリサーチチーム「フリーターの意識・就労実態調査」

回答があった中では10万円以下、と答えた割合が最も高く、なかなか思うように貯蓄ができていない実情が推測できます。また、大変特徴的なことに、設問全体の中で「答えたくない」と回答した人の割合が全体の65%と、圧倒的に多い結果となりました。フリーターとしては貯金額についてはあまり触れたくない話題なのかもしれません。

まとめ

今回の調査から、フリーターの多くが、自由な働き方ができることを魅力に感じつつ、金銭的な面では不安を頂いている人が多いということがわかりました。

フリーターの労働力、貢献度は、企業にとって無視することはできません。今回の調査から明らかになった彼らの特徴を理解し、希望を尊重し、不安に寄り添うことが、今後ますます多様化する働き方・経済活動において、優秀な人材を確保するための鍵となると考えられます。

 



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