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主婦(夫)が応募したくなる求人とは?求人情報上における求職者と企業とのコミュニケーションの取り方

10年以上アルバイト採用に携わる筆者の経験と、多くの求職者との対話で得たことから、「主婦(夫)採用を成功させるための求人情報のまとめ方」をお伝えします。

目次

採用ターゲットを絞る

主婦(夫)を採用したい場合のコミュニケーションの取り方

まとめ

 

採用ターゲットを絞る

求職者を絞り込む

採用活動が難しくなっている昨今、「アルバイトを募集しています」とターゲットを絞らずに求人サイトで人材募集をしても応募が集まらず、採用に結びつかない・・・そう悩まれている採用担当の方は多いと思います。

なぜターゲットを絞らずに募集すると人材が集まりにくいのか。

求職者は多くの求人原稿の中から、「このアルバイト、私に合うかも」と思った求人に応募するためです。ターゲットを絞らない求人は「このアルバイト、私に合うかも」と思ってもらえず、応募が集まりにくくなります。

ターゲットを絞ることは、一見すると選択肢が狭まり応募数が少なくなると考えられがちですが、PRしたい相手が決まっていると、その相手が共感できるポイントを絞って記載できるため、共感を生みやすくなり応募にも繋がりやすくなります。

大切なのは、求人サイトに掲載する内容で求職者とコミュニケーションを取り、共感を生むことです。共感を生むには、求職者の「この部分の詳細を知りたいな」という質問に対してしっかり答える必要があります。

 

採用ターゲットを考える

求人サイトへの掲載内容で求職者とコミュニケーションを取る上で、大切になるのが「採用ターゲット」を考えることです。「採用ターゲット」とは、自社が採用したい人物像のことを言います。

人物像を明らかにすることにより、求職者が知りたいことが明確になり、何を記載したらいいかが決まります。

 


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主婦(夫)を採用したい場合のコミュニケーションの取り方

「20代主婦(夫)」「50代主婦(夫)」「子育て中の主婦(夫)」など…一言に主婦(夫)と言っても、年齢層や置かれている状況は様々です。「主婦(夫)歓迎」という言葉だけでは、これらすべての主婦(夫)の方が安心して「この仕事に応募しよう」という気持ちにはなれないかもしれません。

しかし、例えば「お子さんが学校に行っている合間だけでも働けます」というようなことが書いてあれば、「子育て中の主婦(夫)」の方は安心して応募できるのではないでしょうか。

具体的な主婦(夫)の情報をもとに、主婦(夫)とのコミュニケーションの取り方について考えていきましょう。

 

主婦(夫)の情報と悩みの例


主婦情報
 

性別:女性
年齢:32歳
結婚生活:6年目
子ども:3歳と1歳
現在のお仕事状況:育児休暇中
職歴(アルバイト):大学在学時、4年間、飲食店でのアルバイト経験
          掛け持ちで2年間、家庭教師のアルバイト経験
職歴(正社員):オフィスワークで6年間勤務(現在は子供の出産を機に育児休暇中)
パートナー:同い年で会社勤めの男性

 

アルバイト探しを始めた理由

復職の日が迫ってきた段階で、知人の子育て中の主婦の方から「子供との時間を確保するためにパート勤務に切り替えた」という話を聞いたため、自分も子どものためにパート勤務に変えた方が良いのでは、と考えるようになった。
求人サイトを見るとたくさんの求人情報がある反面、どの仕事が自分に合っているのかがわからず、応募するにあたって不安を感じている。


仕事に対する不安

出産休暇と育児休暇が重なり、計3年半の休暇を取っている。
出産休暇前の職場は業務量が多かったため、子どもを保育園に入園させることは決定したものの、「復職して子育てと仕事の両立はできるのか」と不安を感じている。
さらに、当時一緒に働いていた同僚の大半は既に退職していて、職場に知り合いが少ないこともわかっている。
社会との繋がりを持ちたいため仕事を続けることへの意欲は高いが、復職前のように業務量の多い仕事になってしまい、子育てと仕事の両立ができないかもしれないということへの不安が大きい。


アルバイト探しに対する不安

①子育てを仕事より優先することはできるか?
(例えば子どもが熱を出したときに、急に休みが取れるのか)

②久々の仕事になるので足手まといになることはないか?
(例えばツールの使い方が難しくて使いこなせるか)

 

 

マイナビの調査でも、「子育てへの理解」や「仕事が覚えられるかどうか」という点に不安を感じている主婦(夫)の方が多いことがわかります。他にも、「職場の人間関係」や「仕事がきつくないか」という不安を感じる方も多いようです。

引用)株式会社マイナビ「主婦のアルバイト調査(2022 年)」p.39

 

不安に対してどのように求人情報で回答するか

上記具体例の「情報」「アルバイト探しを始めた理由」「不安」を踏まえ、主婦(夫)の「もっと知りたい」を解決できるように求人サイトへの掲載内容を考えていきます。

求職者の「もっと知りたい」という気持ちには、悩んでいることに沿った回答をしていくことで応えることができます。

 

<具体例の中での不安:1>子育てを仕事より優先することはできる?

主婦(夫)の方が抱える不安への答えの例


子育て中の主婦(夫)が多く働いています。
お子様の急な発熱などがあったときは、お気軽にご相談ください。

 

<具体例の中での不安:2>久々の仕事になるので足手まといになることはないか?

主婦(夫)の方が抱える不安への答えの例


「仕事をするのは10年ぶり」という方もご安心ください。社員と1対1で丁寧に研修を行います。
また、仕事で困ったことがあれば先輩に相談しやすい職場環境です。

 

具体例で挙げたこと以外にも、「もっと知りたい」ことはあるかもしれません。

・同世代の方は働いていますか?
・自転車通勤ですが、雨の日は歩いての通勤になるため出勤時間を遅くできますか?
など、主婦(夫)の方が欲しがっている情報は何かを考えて、求人情報の中で回答し、コミュニケーションを取っていきましょう。

 

まとめ


・採用したい人物像(採用ターゲット)を明確にする

・採用ターゲットが抱える不安にはどのようなものがあるかを考える

・求職者の不安や知りたいと思っていることに対しての回答を求人情報に記載する

 

主婦(夫)採用のためにターゲットも絞り、求人情報もまとめてはみたものの、伝えたいことを伝えきれない・・・もっといい伝え方があるのではないか・・・

お困りの際は『マイナビ アルバイト紹介』にお任せください。
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【筆者プロフィール】

K.N

株式会社マイナビへ2013年入社。
求人広告『マイナビバイト』の営業職として約8年間、東京都新宿エリア、豊島エリア、八王子エリアを担当。
現在は『マイナビ アルバイト紹介』サービスの責任者として、求職者と企業のサポートを行う。

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