
新学期に向けて、新大学生のアルバイト採用を検討している担当者の方も多いのではないでしょうか。しかし、近年は年内に進路を決定する高校生が急増していることをご存じでしょうか。
従来は一般選抜が主流で、受験終了時期は2〜3月が一般的でした。しかし、ここ数年で総合型選抜や学校推薦型選抜を中心とする「年内入試」の割合が拡大し、11月から12月に進路を確定するケースが増えています。この早期化に伴い、アルバイト応募の動きも前倒しされ、12月から1月にかけて活発化する傾向が顕著になっています。
人材を確保するためには、最新の入試動向やスケジュールを正しく把握し、採用計画に反映させることが重要です。本記事では、近年の入試傾向とアルバイト応募が増える時期について、わかりやすく解説します。
目次
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入試方式ごとのスケジュールと特徴
総合型選抜(旧AO入試)
学校推薦型選抜
一般選抜
大学入学共通テスト利用入試
アルバイト採用担当者が押さえておきたいポイント
12月~春にかけてのアルバイト応募動向
採用計画の見直し
最新入試動向と選抜方式別割合
ここ数年、国公立大学・私立大学すべてで総合型選抜・学校推薦型選抜の利用が増加しています。特に私立大学ではその伸びが顕著で、年内入試の傾向がより強まっています。*1

*1 株式会社マイナビ「2025年度進学トレンド総括」p9
令和6年度(2024年度)入学者割合
選抜方式別の入学者数推移(直近4年)を見ても、総合型選抜は国公立・私立ともに増加しています。特に私立大学は+1.7ポイントと昨年以上の上がり幅で増加しており、今後もさらなる拡大が予想されます。一方、一般選抜はすべての大学区分で減少しており、年内入試の傾向がより顕著になっています。
【令和6年度 一般選抜入学者割合】
国立大学:81.1%
公立大学:69.1%
私立大学:39.0%
このため、アルバイト採用担当者にとっては、総合型選抜・学校推薦型選抜のスケジュールを正確に把握し、採用計画を立てることが、今後より一層求められます。
入試方式ごとのスケジュールと特徴

総合型選抜(旧AO入試)
出願開始:9月~
合格発表:11月下旬~12月
特徴:専願受験等、早々に進路を決定する生徒も一定いる。併願受験であれば、合格した後でも他校を受験するケースも。
学校推薦型選抜
出願開始:11月~
合格発表:12月
特徴:指定校推薦・公募推薦ともに12月には進路が決まる生徒が多い。
一般選抜
試験・合格発表:1月~3月
特徴:一般入試は1~3月に試験が行われ、合格発表は2月末から3月中に実施される。国公立・私立など学校区分によって時期は異なり、進路決定前に卒業式を迎える場合もある。
大学入学共通テスト利用入試
試験:1月中旬
合格発表:2月~3月
特徴:国公立志望者は3月まで進路が確定しないことが多い一方、私立志望者は2月中に進路を決定することも。
アルバイト採用担当者が押さえておきたいポイント
12月~春にかけてのアルバイト応募動向
【12月のポイント】
総合型・推薦型の合格者が続々と進路を決定し、アルバイト探しを始める時期
12月中旬から年明けにかけて新大学生の応募が増加
【1月~3月の流れ】
1月:共通テスト受験生は応募控えめ
2月~3月:一般選抜受験生は受験に専念するものの、総合型・推薦型の合格者の応募が一気に増加し、採用活動のピーク
採用計画の見直し
早期応募者への対応
年内入試の増加により、12月~1月の採用活動を強化することで、新大学生の人材を早期に確保しやすくなります。
12月から応募が増える総合型・推薦型合格者には、面接やシフト開始時期を柔軟に調整しましょう。
学校生活・新生活への配慮
「高校3年生の授業がある間は学業優先」「シフト開始を4月以降に設定する」など、状況に合わせた対応が大切です。
春のピークに備える
応募急増・新人教育に備え、面接枠や研修日程を事前に確保しておきましょう。
法令順守(仕事内容・シフト時間の配慮)
18歳未満の場合は、未成年の健康及び福祉の確保などの観点から、成人と比べて就業について仕事内容やシフトにさまざまな制限が設けられています。違反することがないように注意しましょう。
まとめ
大学入試制度の選択肢拡大や年内入試の増加により、新大学生アルバイト採用の重要なタイミングは前倒しの傾向があります。特に総合型選抜・学校推薦型選抜のスケジュールを正確に把握し、早期応募者への柔軟な対応を心がけることで、人材確保につながります。最新情報を確認しながら、計画的な採用活動を進めていくことが望ましいでしょう。アルバイト採用にお悩みの方は、ぜひマイナビバイトまでご相談ください。
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<監修者情報>

株式会社マイナビ
マイナビ進学総合研究所
「進学と、その先」を共に考える研究機関として2021年12月に設立。高校生の進路選択をより良い“きっかけ”とするため、環境変化に対応した調査・分析を行い、保護者や教育関係者、学校法人など幅広いステークホルダーに信頼性の高い情報を提供しています。進路選択に関する定期調査やトレンド分析を通じ、教育現場や進路指導に役立つ知見を発信しています。
<著者情報>
株式会社マイナビ
マイナビバイト編集部 T
マイナビバイト編集部スタッフ。求人広告の営業職・制作職として約10年間求人広告の制作に携わる。『マイナビバイト』では大手クライアントを中心に担当し月間で約5万件の求人を作成したのち、マイナビバイト編集部へ異動。現在は主にアルバイト・パート採用担当者向けのWebメディア『ナレビ』の運営を行っている。