
株式会社マイナビが調査した「大学生のアルバイト調査(2026年)」をもとに 、大学生アルバイト採用を成功させるために押さえたい最新データをご紹介します。
「大学生アルバイトは集まりにくいのではないか」
「採用してもすぐ辞めてしまうのではないか」
そう感じる採用担当者の方も多いのではないでしょうか。
本記事では、大学生がアルバイトを探す際に重視するポイント、学生の動向などを分かりやすく解説します。 求人原稿の見直しや採用計画の参考に、ぜひご活用ください。
さらに詳しいデータを確認したい方は、ぜひ資料をダウンロードしてご覧ください。
目次
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大学生アルバイトはすぐ辞める?2026年調査で分かった最新動向
大学生のアルバイト就業率は73.7%
現在のアルバイト先で長く働きたい学生は72.6%
アルバイトを通じて成長したい大学生も多い
大学生アルバイトの求人で重視される条件とは
大学生がアルバイト探しで重視する条件1位は「シフトの融通」
大学生が使う求人の探し方は「求人サイト」「求人アプリ」が中心
大学生アルバイト採用では応募後の連絡スピードが重要
就職活動を意識してアルバイトをする大学生は36.4%
大学生アルバイトの働き方・収入・掛け持ち実態
大学生アルバイトは長期・定期勤務が中心
大学生の掛け持ち・副業アルバイトは35.6%
大学生が希望するアルバイト収入は平均8.66万円
SNS・AI・スポットワークとどう関わっている?大学生アルバイト採用の新トレンド
SNSでアルバイトを探す大学生は19.6%
AIにアルバイトの悩みを相談する大学生は40.4%
スポットワークに良い印象を持つ大学生は47.2%
まとめ|大学生アルバイト採用は「働きやすさ」と「成長機会」の訴求がカギ
大学生アルバイトはすぐ辞める?2026年調査で分かった最新動向
大学生のアルバイト就業率は73.7%
2026年の調査では、大学1~4年生のうち73.7%が現在アルバイトをしているという結果になりました。 また、現在はアルバイトをしていないものの、これまでに経験がある大学生は17.4%でした。 *1
この結果から、大学生アルバイト市場は依然として大きく、採用ターゲットとして十分に魅力があることが分かります。 「大学生は採用しにくい」と感じる場面があっても、実際には多くの学生がアルバイト就業に前向きです。
大学生採用を強化したい企業にとっては、 募集条件や訴求の仕方を見直すことで、応募獲得の余地がある市場だといえるでしょう。
*1 引用|株式会社マイナビ「大学生のアルバイト調査(2026年)」p.6
現在のアルバイト先で長く働きたい学生は72.6%
現在アルバイトをしている大学生に「今のアルバイト先で長く働きたいと思えるか」と聞いたところ、 「そう思う」「どちらかといえばそう思う」の合計は72.6%でした。*2
さらに、現在のアルバイト先への意識をみると、以下の項目も高い水準でした。*3
現在のアルバイト先に満足している:73.2%
前向きに取り組める:78.3%
人間関係に満足している:79.8%
勤務時間に柔軟性がある:77.2%
上司の配慮・協力がある:78.7%
この結果からうかがえるのは、大学生は「すぐ辞める層」ではなく、 働きやすい環境が整っていれば、長く働く意欲を持ちやすい層だということです。
*2 引用|株式会社マイナビ「大学生のアルバイト調査(2026年)」p62
*3 引用|株式会社マイナビ「大学生のアルバイト調査(2026年)」p63 64 68 69 73
アルバイトを通じて成長したい大学生も多い
大学生は、アルバイトを単なる収入源としてだけではなく、成長や経験の場としても捉えています。現在のアルバイトで得られているものとしては、以下の結果でした。*4
対人スキルの向上:68.5%
自分の強みや弱みの理解:63.6%
ストレス耐性:60.1%
問題解決能力の向上:58.0%
自己肯定感の向上:55.6%
このように、大学生アルバイト採用では、 「お金を稼げる」だけでなく「成長できる」ことも訴求ポイントになります。
求人原稿や面接では、
接客を通じてコミュニケーション力が身につく
社会人マナーが学べる
チームで働く経験ができる
将来に役立つスキルを得られる
といった点を具体的に伝えることをおすすめします。
| 求人原稿例
大学生活の今だからこそ、成長できるアルバイトを。 少しずつ経験を積みながら、対応力と自信を高めていける環境です。 |
*4 引用|株式会社マイナビ「大学生のアルバイト調査(2026年)」p 51 53 54 55 57
大学生アルバイトの求人で重視される条件とは
大学生がアルバイト探しで重視する条件1位は「シフトの融通」
大学生がアルバイトを探す際の必須条件として最も高かったのは、 「シフトの融通がきく」40.2%でした。*5
続いて、
自宅から近い:31.7%
学業への理解がある:30.1%
給与が高い:28.3%
となっています。
大学生アルバイト採用では、単純に「高時給」などの条件を打ち出すだけでは不十分であることがわかります。大学生は、授業・試験・就職活動・サークルなどとの両立を前提に働いているため、柔軟な働けるかどうかを重視しています。求人原稿では、たとえば以下のような情報を明確にすると効果的です。
テスト期間はシフト相談OK
週2日、1日3時間から勤務可能
授業後の夕方シフト歓迎
学校行事や就活との両立に配慮
大学生採用では、 「どのくらい柔軟なのか」を具体的に書くことが採用へつなげる第一歩です。
*5 引用|株式会社マイナビ「大学生のアルバイト調査(2026年)」p35
大学生が求人の探すために使用するものは「求人サイト」「求人アプリ」が中心
直近のアルバイト探しで、大学生が情報収集のために使用したものは以下の通りです。*6
アルバイト求人サイト:47.0%
アルバイト求人アプリ:42.1%
友人・知人・家族の話:28.8%
企業・店舗のホームページ:20.9%
SNS:19.6%
この結果から、大学生アルバイト採用では、 求人サイトと求人アプリの両方を意識した募集設計が必要だと分かります。
また、「友人・知人・家族の話」が約3割あることから、働いているスタッフからの紹介や口コミも応募に影響しています。つまり、採用を増やすには掲載媒体だけでなく、職場の印象・働いている人の満足度・誰かに紹介したくなる環境なども重要です。
*6 引用|株式会社マイナビ「大学生のアルバイト調査(2026年)」p33
大学生アルバイト採用では応募後の連絡スピードが重要
大学生が現在のアルバイト先を決めた要因として、最も多かったのは 「応募後にすぐに企業から連絡がきた」41.7%でした。*7
次いで、
応募から面接までの案内が丁寧だった:36.2%
すぐに合否通知の連絡がきた:22.8%
初回のアルバイト日を決めてくれた:20.4%
という結果でした。
また、直近1年間で新しいアルバイトに就いた大学生のうち、 採用まで2週間未満だった割合は6割超となっています。このデータから、大学生アルバイト採用では、求人内容だけでなく、応募後の対応そのものが採用成功のカギになることが分かります。
採用担当者が見直したいポイントは以下です。
応募が入ったらできるだけ早く連絡する
面接案内を分かりやすく丁寧に伝える
合否連絡を遅らせない
初回勤務までの流れを明確にする
応募者対応が遅いと、条件が近い他社に流れてしまう可能性があります。 大学生採用では、スピードと丁寧さの両立が重要です。
*7 引用|株式会社マイナビ「大学生のアルバイト調査(2026年)」
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就職活動を意識してアルバイトをする大学生は36.4%
2026年版では、 「就職活動を意識してアルバイトをしている」大学生は36.4%でした。「就職活動を意識してアルバイト先を決めた」大学生は26.5%となっています。*8
就職活動を意識している大学生が、アルバイトで特に意識していることは、
正しい言葉遣いができるようになる:29.0%
相手のニーズを把握し行動できるようになる:23.3%
自己管理能力を向上させる:21.3%
将来の仕事や職業に役立つような経験をする:21.1%
問題解決能力を高める:18.9%
などでした。この結果から、大学生アルバイト採用では、 「就活に役立つ経験ができる職場」であることも大きな魅力になるといえます。就活に活かせる経験ができる情報を提供すると、成長意欲の高い大学生にアプローチしやすくなります。
|
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*8 引用|株式会社マイナビ「大学生のアルバイト調査(2026年)」
大学生アルバイトの働き方・収入・掛け持ち実態
大学生アルバイトは長期・定期勤務が中心
スポットワークの利用が広がる中でも、大学生のメインの働き方は、今も長期・定期勤務が中心です。現在のアルバイト形態は以下の通りでした。*9
定期的なアルバイト・パート:50.6%
長期(3カ月以上6カ月未満程度):32.4%
半日~1日など、スキマ時間のアルバイト:8.9%
この結果から、大学生採用は、長期で働いてほしいと感じている職場とも相性が良いことがわかります。「大学生はスポットワークで働くため、長期採用は難しい」と一概に考えるのではなく、 長く働くメリットをきちんと伝え、長く働いてもらえる環境を整えることが大切です。
たとえば、
仕事をしっかり覚えられる
スキルアップにつながる
人間関係が築きやすい
昇給や役割拡大のチャンスがある
といった長期勤務の魅力は、大学生にとっても十分訴求できます。
*9 引用|株式会社マイナビ「大学生のアルバイト調査(2026年)」 p7
大学生の掛け持ち・副業アルバイトは35.6%
現在いくつのアルバイトをしているかを見ると、
1つ:64.4%
2つ:27.6%
3つ:6.5%
となっており、副業・掛け持ちをしている大学生は35.6%でした。*10
大学生の約3人に1人が掛け持ちをしていることから、採用担当者は「自社だけでフルに働く前提」ではなく、他の予定や他バイトとの両立も視野に入れる必要があります。
そのため、求人では以下のような条件が魅力になりやすいです。
掛け持ち歓迎
曜日固定・時間固定の相談OK
短時間勤務OK
シフト変更の相談がしやすい
大学生アルバイト採用では、柔軟な働き方に対応できる職場ほど採用につなげやすいと考えられます。
|
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大学生が希望するアルバイト収入は平均8.66万円
大学生の現在の1カ月あたりのアルバイト収入平均は6.30万円、 一方、希望する収入平均は8.66万円でした。*11 つまり、実際の収入と希望収入には2.36万円の差があります。
また、勤務実態を見ると、
1週間あたりの平均アルバイト日数:3.0日
希望する日数:3.1日
1日あたりの平均勤務時間:4.7時間
でした。この結果から、大学生アルバイト採用では、
いまの時給水準が競合と比べて適正か
短時間でも収入を得やすい設計になっているか
学生が希望収入に近づけるシフトか
を見直すことが重要です。あわせて、通勤時間の希望は15分以内が6割超となっており、 「通いやすさ」も応募率を左右する重要な要素です。*13 時給だけでなく、 通いやすさ・働きやすさ・シフトの組みやすさを総合的に訴求することで、大学生採用の強化につながります。
*10 引用|株式会社マイナビ「大学生のアルバイト調査(2026年)」 p8
*11 引用|株式会社マイナビ「大学生のアルバイト調査(2026年)」 p14
*12 引用|株式会社マイナビ「大学生のアルバイト調査(2026年)」 p9 11
*13 引用|株式会社マイナビ「大学生のアルバイト調査(2026年)」 p12
SNS・AI・スポットワークなど大学生アルバイト採用の新トレンド
SNSでアルバイトを探す大学生は19.6%
2026年版では、SNSで仕事を探したことがある大学生は19.6%でした。*14
また、
SNS経由で求人に直接応募したことがある:15.1%
SNS経由で仕事をしたことがある:15.6%
という結果も出ています。*15 その一方で、
SNSで怪しい求人を見かけたことがある:37.8%
闇バイトと普通の求人の見分けがつきにくいと思う:38.5%
という結果もありました。*16 このため、大学生アルバイト採用でSNSを活用する場合は、魅力的な見せ方だけでなく、安心して応募できる情報設計が欠かせません。SNSで情報を発信する際は、企業名・店舗名や公式アカウントであることを明確にすることが重要です。大学生はSNSを見ていますが、同時に「怪しくないか」「本当に信頼できるか」も見ています。
*14 引用|株式会社マイナビ「大学生のアルバイト調査(2026年)」p33
*15 引用|株式会社マイナビ「大学生のアルバイト調査(2026年)」p39
*16 引用|株式会社マイナビ「大学生のアルバイト調査(2026年)」p40
AIにアルバイトの悩みを相談する大学生は40.4%
大学生に「AIにアルバイトの仕事に関する相談をするか」を聞いたところ、
よくする:15.9%
たまにする:24.5%
となり、合計で40.4%がAIを活用していることが分かりました。*17 相談内容として多かったのは、 下記の通りです。
言葉遣い:27.7%
アルバイトのやり方:21.3%
職場のコミュニケーション:20.9%
仕事の向き不向き:20.4%
大学生は、働き方やコミュニケーションの悩みを自分で調べながら働く傾向があります。そのため採用現場でも、曖昧な説明ではなく、分かりやすく具体的な情報を伝えることがますます重要になります。
*17 引用|株式会社マイナビ「大学生のアルバイト調査(2026年)」p87
*18 引用|株式会社マイナビ「大学生のアルバイト調査(2026年)」p88
スポットワークに良い印象を持つ大学生は47.2%
スポットワーク(スキマバイト)については、
「良い印象を持っている」計が47.2%、
「悪い印象を持っている」計が15.6%でした。*19
大学生の中でスポットワークへの関心が高まっていることは確かです。ただし、前述の通り、現在の主な就業形態は定期的なアルバイト・長期アルバイトが中心です。そのため、長期勤務の大学生を採用したい場合は、スポットワークに対抗するというよりも、長期アルバイトならではの価値を伝えることが大切です。
*19 引用|株式会社マイナビ「大学生のアルバイト調査(2026年)」p93
まとめ|大学生アルバイト採用は「働きやすさ」と「成長機会」の訴求がカギ
「大学生のアルバイト調査(2026年)」からは、大学生アルバイト採用に前向きになれるデータが多く見えてきました。
特に押さえたいポイントは以下の通りです。
大学生の73.7%が現在アルバイトをしている
現在のアルバイト先で長く働きたい大学生は72.6%
大学生が重視する条件は「シフトの融通」「自宅から近い」「学業への理解」
求人の探し方は「アルバイト求人サイト」「アルバイト求人アプリ」が中心
採用の決め手は「応募後すぐの連絡」と「丁寧な案内」
就職活動を意識して働く大学生は36.4%
大学生アルバイトは長期・定期勤務が依然として主流
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