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物流業界の引越しアシスタント採用事例|応募はあるのに連絡がつながらない…原稿改善で2名採用につながったポイントとは

「ターゲット以外からの、募集条件に合わない応募が多く、面接・採用につながりにくい」
「応募後に連絡がつながらず、せっかくの応募を取りこぼしてしまう」
このようなお悩みを抱える採用担当者の方は、多いのではないでしょうか。特に、体力仕事のイメージが強い引越しアシスタントは、ターゲット設定や原稿の見せ方によって成果が大きく変わる職種です。

今回は、遠州トラック株式会社の引越しアシスタント採用事例をご紹介します。
同社では継続的に求人掲載を行い、応募数自体は一定数確保できていました。その一方で、ターゲット不一致や応募後に連絡がつながらないといった理由から、採用に結びつきにくい状態が続いていました。

そこで、マイナビバイトでターゲット設計の見直しと原稿改善、さらに応募後の連絡導線の整備を実施した結果、2名の採用につながりました。
本記事では、営業担当・制作担当へのヒアリングをもとに、当時の課題や改善ポイント、採用につながった考え方を詳しくご紹介します。

[企業紹介]
会社名:遠州トラック株式会社
本社所在地:〒437-0046 静岡県袋井市木原22番地の1
設立:1965年8月16日
企業URL: https://www.enshu-truck.co.jp/
事業内容:一般貨物自動車運送事業、貨物利用運送事業、倉庫業 等

 

目次

※各目次をクリックすると、読みたい内容をすぐにご覧いただけます。

静岡県の地域密着で引越サービスを展開する【遠州トラック株式会社 しまうま引越センター】

引越しアシスタント採用で起きていた採用課題:応募はあるのに、ターゲット不一致と連絡不通で採用につながらない

施策① ターゲットを明確化し、検索されやすい言葉に言い換える

施策② 未経験者の不安を減らして、仕事のイメージを持てる原稿にする

施策③ 応募後の流れを可視化し、連絡がつながる状態をつくる

結果:応募数を保ちながら、2名採用を実現

採用成功に向けて営業担当が重視した提案のポイント

採用につながる求人原稿を作るために制作担当が意識したこと

自社のアルバイト採用がうまくいかないときに見直したいポイント

まとめ|応募数だけでなく、採用につながる設計が成果を左右する

静岡県の地域密着で引越サービスを展開する【遠州トラック株式会社 しまうま引越センター】

遠州トラック株式会社様のHPトップページのスクリーンショット

遠州トラック株式会社は、静岡県袋井市に本社を置き、関東・関西間の大型トラック輸送や倉庫業を中心に事業を拡大してきた物流企業です。
遠州トラック株式会社の一部門である「しまうま引越センター」は、静岡県西部・中部を中心に、地域に根ざした引越サービスを展開しています。大手ハウスメーカーや地元企業との連携を強みに、お客様のニーズに合わせた柔軟な引越対応を行っている点が特長です。

引越しアシスタント採用で起きていた採用課題:応募はあるのに、ターゲット不一致と連絡不通で採用につながらない

今回募集していたのは、引越しアシスタントのパート・アルバイト採用です。
同社ではマイナビバイトを継続的に活用しており、掲載歴も長く、応募自体は毎回まったく来ないわけではありませんでした。実際、毎回月間4~5件程度の応募が入る状態にありました。

しかし、採用現場では次のような課題が発生していました。

• 応募は来るが、希望シフトなどの採用条件が合わず見送りになることがある
• 応募後に電話やメールで連絡がつながらず、選考が進まない

つまり、課題は単なる応募数不足ではありませんでした。重要な点は、「採用につながる応募」を増やすことと、応募後の離脱を防ぐことでした。

引越しアシスタントの採用で難しかったのは、職種特性と採用条件の両面です。
引越しアシスタントの仕事は、未経験者から見ると「体力的にきつそう」「自分にできるか分からない」と感じられる可能性がある職種です。さらに企業側としても、一定の勤務日数やシフトに入れる方を求めていたため、応募があっても採用対象が絞られやすい状況でした。

加えて、見逃せなかったのが応募後の連絡不通です。せっかく採用ターゲットから応募が入っても、電話に出てもらえない、メールを見てもらえない、といった理由で選考が進まず、採用機会を逃していました。

このように、同社の採用課題は単純な「応募不足」ではなく、
• 求める人物像からの応募を増やすこと
• 未経験者の不安を減らすこと
• 応募後の歩留まりを改善すること
の3点に整理できました。

施策① ターゲットを明確化し、検索されやすい言葉に言い換える

求人原稿のスクリーンショット。キャッチコピーに「高校生OK」ボディコピーに「春休みだけ」「卒業まで」などが記載されている。

まず見直したのが、誰に向けた求人なのかを明確にすることです。

今回ご紹介する求人原稿では、1月~2月に掲載していたため、時期特性を踏まえ、長期休暇中の学生にも求人情報が伝わりやすい表現を意識しました。
そこで、「学生歓迎」と広く打ち出すだけではなく、検索されやすさも踏まえながら、より具体的な表現へと調整しました。

実際に意識したポイント
• 「学生歓迎」ではなく、高校生・大学生・専門学校生など具体的に記載
• 「短期」だけでなく、春休みだけ・卒業までなど時期が伝わる言葉を記載
• 「引っ越し」「引越し」など、検索表記の揺れも意識
• シーズンに応じて、学生が探しやすいワードを原稿に反映

こうした調整によって、単に露出を増やすのではなく、狙いたい層に見つけてもらいやすい原稿へと改善しました。

特にアルバイト採用では、求職者が使う検索語と企業側の表現がずれると、集まる応募者の属性が変わることがあります。今回も、細かな言葉選びの積み重ねが重要な改善ポイントとなりました。

施策② 未経験者の不安を減らして、仕事のイメージを持てる原稿にする

求人原稿のスクリーンショット。研修内容の時間や内容が詳細に記載されている

次に重視したのが、仕事内容を「分かる」だけでなく、「自分にもできそう」と思ってもらえる見せ方です。
経験がない方にとって仕事内容がイメージしづらく、「大変そう」という印象だけが先行する可能性を踏まえて、未経験者の不安を解消する情報を、原稿内で具体的に伝える必要がありました。

原稿で強化したポイント
• 未経験でも始めやすい理由を明記
• 注目ポイントで、研修内容や教えてもらえることを具体化
• 移動時間やチーム制など、体力面の不安を和らげる情報を補足
単に「未経験歓迎」と書くだけでは、応募の後押しにならない場合があります。

「どんな体制で仕事を覚えるのか」「一人でいきなり任されることはないのか」「実際の1日の流れはどうか」といった情報まで言語化することで、応募前の不安を下げられます。

また、給与欄では月収例を複数パターンで記載し、シフト欄では変更相談のしやすさなども明記しました。これにより、求職者が「働いたらどれくらい稼げるか」「学校や予定と両立できそうか」を具体的に想像しやすくなりました。

施策③ 応募後の流れを可視化し、連絡がつながる状態をつくる

求人原稿・自動返信メール・自動返信SMSの3か所に記載していることを表示したスクリーンショット。

今回の事例で特に大きかったのが、応募後の連絡導線の見直しです。

同社では応募自体は入っていたものの、企業からの連絡に応募者が気づかなかったり、折り返しがなかったりして、採用まで進まないケースが課題になっていました。そこで、原稿と自動返信メール・自動返信SMSの3点で、応募後の流れを明確に伝える工夫を行いました。

実施した改善内容
• 自由作成項目に、応募から勤務開始までの流れを分かりやすく記載
• 自動返信メールに、企業から連絡が来る電話番号を明記。「早く確認したい方はこの番号へご連絡ください」と案内
• 自動送信SMSにも、着信元の番号や対応依頼を記載

この改善の狙いは、応募者に「応募後に何が起こるか」を先に伝えることです。
応募者は必ずしもメールを細かく確認しているとは限りません。知らない番号からの着信に出ない人も多く、連絡方法や流れが見えないだけで、離脱につながることがあります。

そこで、「どの番号から連絡が来るのか」「つながらない場合はどうすればよいのか」「採用までどう進むのか」 を先回りして伝えることで、連絡率の改善を図りました。
追加費用をかけた施策ではなく、今ある機能を丁寧に使い切ることで歩留まり改善につなげた点も、この事例の大きなポイントです。

結果:応募数を保ちながら、2名採用を実現

こうした見直しの結果、今回ご紹介した求人原稿を掲載した際は、月間2名の採用につながりました。

大きな特徴は、応募数を単純に増やすことだけを目指したのではなく、
• 求める人物像からの応募を増やす
• 未経験者の不安を下げる
• 応募後の連絡不通を防ぐ
という複数の課題に対して、原稿設計と運用の両面から改善を行ったことです。

また、今回の施策では追加オプションに頼らず、既にご発注いただいた範囲内でできる範囲の工夫を積み上げて成果を出したことも、再現性のある事例といえます。

採用成功に向けて営業担当が重視した提案のポイント

ここからは、今回の採用支援を担当した営業に、提案時に意識していたことを聞きました。

――今回、採用支援で特に意識していたことは何ですか。

営業担当T

応募は一定数入っていたのですが、単純に応募件数だけを増やしても、お客様にとって意味のある投資にはなりにくいと感じていました。

そのため、「なぜ採用につながっていないのか」を明確にすることを重視していました。具体的には、ターゲットのズレや、応募後に連絡がつながらないことなど、現場で起きている課題を整理して、制作にきちんと共有することを意識していました。

――提案を進めるうえで大切にしていたことを教えてください。

営業担当T

大事にしていたのは、応募で終わらせず、採用まで見届けることです。

月1回の振り返りの中で、応募者ごとの状況を確認し、「連絡がついたか」「採用できたか」「どんな人が来たか」といったフィードバックをいただいていました。数値だけを見るのではなく、現場の声をもとに課題を捉えることで、次の修正提案につなげやすくなったと思います。

――今回の成果につながった要因をどう感じていますか。

営業担当T

お客様が毎回丁寧にフィードバックをくださったことは、非常に大きかったと感じています。加えて、その情報を制作担当としっかり連携し、原稿に反映できたことが、今回の成果につながったと思います。

特別なオプションを追加したわけではありませんが、課題を見つけ、改善し、その後の反応を振り返るという流れを丁寧に繰り返せたことが成功要因だと考えています。

また、私自身が「この文言に修正してください」と細かく指定する形ではなく、現状の課題や採用状況を制作へ共有していました。そのうえで、制作側が課題を踏まえながら主体的に原稿内容を都度見直し、改善してくれたことも心強かったですね。

採用につながる求人原稿を作るために制作担当が意識したこと

続いて、制作担当にも話を聞きました。

――今回の原稿づくりで、まず重視したことは何ですか。

制作担当W

応募を増やすだけでなく、採用につながる原稿にすることです。
そのためには、ターゲットが検索しそうな言葉を入れて見つけてもらうことと、見つけてもらった後に「自分にもできそう」と思ってもらうことの両方が必要だと考えました。

――具体的には、どのような工夫をしましたか。

制作担当W

まず意識したのは、採用ターゲットに求人を見つけてもらうことです。そこで、社内の勉強会で学んだSEO対策の考え方も取り入れながら、原稿づくりを進めました。

具体的には、学生向けの募集であれば、「学生歓迎」と広く書くだけでなく、「高校生」「大学生」など、実際に検索されやすい具体的な言葉を入れるようにしていました。さらに、時期に応じて「春休み」「卒業まで」といったシーズンワードも漏れなく盛り込むようにしていました。

また、引越しアシスタントの仕事は、未経験の方にとって不安を感じやすい職種ではないかという仮説もありました。そのため、チーム制で動くことや研修内容、仕事の進め方などをできるだけ具体的に記載し、応募前に仕事のイメージを持ってもらいやすい原稿を意識しました。

――連絡がつながりにくい課題には、どう向き合いましたか。

制作担当W

今回は、応募後の連絡がつながりにくい点が大きな課題だったため、応募後の流れをできるだけわかりやすく明記することを重視しました。

原稿の最後まで読み切れていない可能性や、メールをうまく受信できていない可能性など、さまざまなケースを想定しながら、できるだけ多くの応募者と連絡がつながるよう工夫しました。具体的には、原稿内に勤務開始までの流れを記載したほか、自動返信メールやSMSでも「この番号から連絡があります」と案内し、応募者が次の行動を取りやすい状態をつくるようにしました。

求人原稿の本文だけでなく、応募後の接点まで含めて設計することの大切さを、改めて実感しました。

――継続的に改善していくうえで意識していることはありますか。

制作担当W

採用がうまくいったときには、その状態をどう継続していくかを考えます。一方で、採用につながらなかったときには、他案件の成功事例や検索トレンドを調べながら、「この企業ではどのような表現なら再現できるだろうか」と置き換えて考え、次に活かせる言葉を探しています。

同じ職種であっても、企業ごとの特徴はもちろん、時期やターゲットによって響く言葉は変わります。そのため、状況に応じて表現を見直し続けることを大切にしています。

自社のアルバイト採用がうまくいかないときに見直したいポイント

アルバイト採用が伸び悩むとき、「まずは応募数を増やそう」と考えがちです。もちろん応募数も重要ですが、今回のように応募はあるのに採用できないケースでは、別の観点で見直す必要があります。
ここでは、同様の課題を抱える企業様が見直したいポイントを3つご紹介します。

1. 「応募数」ではなく「採用につながる応募」になっているかを見る

応募が入っていても、ターゲットがずれていれば採用にはつながりません。
どのような人なら採用・定着・活躍につながるのかを明確にし、その人に届く言葉に変えることが重要です。
また、実際の応募状況や採用結果を見ながら、都度営業担当にフィードバックし、一緒に方向性を考えていくことも大切です。現場で感じている課題や応募者の傾向を共有することで、より採用につながる打ち出しへ改善しやすくなります。

2. 未経験者が不安に思うポイントを、具体的な情報で埋める

「未経験歓迎」だけでは不十分な場合があります。
何人で働くのか、どんな流れで覚えるのか、どこまで教えてもらえるのか。こうした情報があるだけで、応募のハードルは下がります。仕事内容の説明に加えて、安心して始められる理由を具体化することが大切です。

3. 応募後の流れが、応募者から見て分かりやすいか確認する

連絡がつながらない原因は、応募者の意欲不足だけとは限りません。
知らない番号からの着信に出ない、メールに気づかない、応募後の流れが分からず止まってしまう――こうしたことはよく起こります。
そのため、連絡先・着信番号・選考フローを可視化し、応募後の不安を減らすことも採用率改善には欠かせません。

まとめ|応募数だけでなく、採用につながる設計が成果を左右する

今回の遠州トラック株式会社の事例では、応募があるにもかかわらず採用に結びつきにくい状態に対して、ターゲット設計・原稿改善・応募後導線の見直しを一貫して行ったことが成果につながりました。

特に重要だったのは、条件面の訴求だけに頼るのではなく、
• 誰に向けた求人なのかを明確にする
• 未経験者の不安を減らす
• 応募後に離脱しないよう導線を整える
という視点で求人全体を設計したことです。

また、追加予算をかけた施策ではなく、既存機能の使い方を見直し、営業と制作が連携しながら改善を積み重ねたことも、この事例の大きな特徴といえます。

「応募は来るのに採用できない」
「ターゲットに合う応募を増やしたい」
「連絡がつながらず取りこぼしが発生している」
そのようなお悩みがある場合は、原稿の内容だけでなく、応募後の体験設計まで含めて見直すことが、採用成功への近道になるかもしれません。採用にお悩みの方は、ぜひマイナビバイトへご相談ください。貴社の課題に合わせたご提案をいたします。

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<著者プロフィール>

株式会社マイナビ マイナビバイト編集部
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マイナビバイト編集部スタッフ。求人広告の営業職・制作職として約10年間求人広告の制作に携わる。『マイナビバイト』では大手クライアントを多く担当し月間で約5万件の求人を作成したのち、マイナビバイト編集部へ異動。現在は主に『ナレビ』の運営を行っている。

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