セミナー情報
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【セミナー開催レポート】高校生バイト募集時に注意すべき法律の解説と、応募者とのコミュニケーション事例を紹介します

今回のオンラインセミナーは、期間限定配信(2024年3月29日〜4月25日)で実施いたしました。

本記事では、セミナーの内容について簡単にご紹介いたします。高校生バイトを雇い入れる際の法的な観点での注意点と、募集から育成にかけて事例をご紹介します。詳しくはセミナーアーカイブ動画を是非ご覧ください。

アーカイブ動画を観る(無料)

 

登壇者紹介

山本 直樹 (やまもと なおき)※写真右
みらいコンサルティンググループ 社会保険労務士/コンサルタント

人事労務コンサルタントとして、IPOに向けた労務コンサルティングや人事制度構築に関するヒト分野全体のコンサルティングを行う。Myパーパスとして「ヒトを起点とした企業や社会の発展」を掲げている。

 

本セミナーの内容

高校生アルバイトの意識調査
高校生バイトの法律適用について
まとめ

高校生アルバイトの意識調査

マイナビが事前に高校生アルバイト雇用について意識調査を行いました。その調査の「効果的だった取り組み」の項目について、いただいたコメントを紹介します。

【高校生を雇用するメリット】
・サービス業が繁忙期と学校の休みが重なるため、高校生アルバイトの雇用は非常に有益である。
・夏休み期間のみ集中的に雇用した。
【採用人数の増加に向けたメリット】
・友達を紹介してもらった。
・最初に入社した高校生から友達を紹介してもらって採用していた。
・親が就業しており、子どもである高校生を雇用した。

高校生を雇用する場合、若年層の新しい意見で事業所に活気をもたらすだけでなく、繁忙期にまとまって勤務ができることで大きな戦力となることが明らかになりました。さらに、友人や家族といったコミュニティを活用してリファラル採用しやすいことが分かりました。

【シフト設定の取り組み】
学生生活における優先度が、テスト勉強、部活動に次いで、バイトは3番目だと考えているので無理な出勤は強要しないようにしている。

・学校が休みの日や、平日の授業終了後など無理のない勤務であることや、テスト期間は休みにするなど学業優先でシフトを作成する旨と伝えている
・柔軟なシフト勤務の運用により、急な休み希望の場合はバイト同士の勤務日交換などで定着率を向上させている。

学業を優先してシフトを柔軟に対応することで定着率向上させている企業があることが分かりました。働きやすい環境をつくることで、土日や夏休みなどの休日に大きな戦力となる高校生を長期で雇用していくことが可能となります。

【高校生を雇用する際、応募者とのコミュニケーション事例】
・声掛けを多く行った。面接の際に「働いて給料をもらうということ」の意味をかみ砕いて説明した。
・仕事習得以前に、部活・趣味等の会話でコミュニケーションを多く行い、環境に慣れてもらうことを優先した。
・初回採用時教育の充実。

高校生を雇用する場合、初めてのアルバイト(初めての就業)であるケースも多くあります。雇用主が当たり前だと思っている内容でも丁寧に伝え、働くとはどういうことか丁寧に説明し、「働く」という環境に慣れてもらうことが高校生を雇用して定着する上で大きなポイントとなります。

【学校や保護者へのコミュニケーション事例】
・定時制の学校に求人票を出し、バイトを探している生徒を推薦してもらった。
・本人よりも保護者を意識し、福利厚生面で充実していることを強調した。労災や健保の傷病手当金に上乗せ補償する保険を会社負担でかけていることや健康経営優良企業に認定されたことをアピールした。

実際に働く高校生本人だけでなく、学校や保護者に向けてコミュニケーションを取っている事例も寄せられました。学校と連携し、働きやすい環境を用意することで友人や後輩など定期的なリファラル採用が可能となり、採用費用が抑えられる可能性があります。また、保護者に向けて福利厚生面をアピールすることで、数ある求人と差別化を行うことができます。

高校生バイトの法律適用について

労働基準法では、「満15歳に達した日以後の最初の4月1日~満18歳となる誕生日の前日までの者」を“年少者”とし、保護規定を設けています。
該当する法律は下記の通りとなります。本セミナーでは、上記の法律に沿った保護規定などを丁寧に解説しております。18歳以上の労働者と異なる対応が必要になる内容について、具体例を交えながらご紹介しています。是非、下記よりセミナーのアーカイブ動画をご覧ください。

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雇用管理上のチェックポイント

動画をご視聴いただいた上で簡単なアンケートにご回答いただくと、セミナー資料をダウンロードいただけます。セミナー資料の中には、高校生アルバイトを雇用する際に気を付けるべき内容を分かりやすくまとめたチェックリストを含んでおります。是非この機会に資料をダウンロードいただき、日頃の労務管理にお役立てください。

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④まとめ

今回は高校生を雇用する際の高校生バイト募集時に注意すべき法律の解説と、応募者とのコミュニケーション事例を紹介いたしました。

採用を成功させるためには、求職者へ安心できる職場環境を用意し、丁寧なコミュニケーションを取ることが大切です。マイナビバイトでは応募の先の採用・定着まで伴走して、課題の解決に寄り添います。
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マイナビバイトでは、企業の採用課題の解決に役立つ情報をオンラインセミナー(ウェビナー)でも発信しています。
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