人材育成・マネジメント
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求職者が考えるブラックバイトの判断基準

労働者に長時間労働を強いるなどで問題に取り上げられることが多くなってきた「ブラック企業」という言葉。一見、大企業や正社員だけの問題として捉えられがちですが、実は企業規模に関わらず、アルバイト・パートスタッフも同様の悩みを抱えてしまうケースも少なくありません。そんなブラックなアルバイト=「ブラックバイト」について、近年問題となる事も増えてきました。

もちろん大半の雇用者はしっかりと法令を守り、アルバイト・パートスタッフのことを考えて雇用をされていると思います。ただ、中には自覚なくアルバイト・パートスタッフにいつも通り働いてもらっていただけなのに、実は求職者から見ると「ブラックバイト」だと判断されてしまうポイントがあり、せっかく応募・採用できた人材が急に辞めてしまう、なんてことが起こりえます。

そこで、今回はマイナビバイトが運営している求職者向け情報発信サイト「マイナビバイトTIMES」の記事を参考に、求職者が職場をブラックバイトだと判断するポイントをご紹介します。

 

サービス残業、長時間労働はブラックバイトの代表格

「サービス残業は当たり前。10時間働いたうち休憩15分とか。相場より人件費が低いってことは、それだけスタッフへの思いやりがないってことに関係しているんじゃないかと感じた」(25歳女性/カフェ)

マイナビバイトTIMES:『これは知っておきたい!ブラックバイトの見極めポイント

採用時の労働条件と異なる、または法律に反する労働条件をアルバイト・パートスタッフに押し付けてはいませんか? 長時間労働は法律上の問題だけではなく、労働者の健康問題にも直結する重大な問題です。労働時間の適切な管理は雇用者として一番気をつけていきたいところですね。

 

長時間労働だけが「ブラックバイト」の判断基準ではない!

上記のように、ブラックバイトで問題になりやすいのが長時間労働です。しかし、それだけがブラックバイトを判断する基準ではありません。

労働条件の明示は労働法の義務ですから、それをしないということは遵法精神に欠けています。となると、従業員に対してもブラックな業務を強いる可能性も高いはず。就業規則を見せてくれないところも要注意ですね。

  マイナビバイトTIMES:『これは知っておきたい!ブラックバイトの見極めポイント

労働環境についての関心が高まる中で、求職者自身も労働環境についての知識が豊富になってきています。この例のように、「労働条件を明示しない」などの遵法精神に欠ける行動は必ず避けなければなりません。せっかく採用できた人材を予期せぬタイミングで失うことにつながってしまいます。

 

「オープン前の朝礼で、全員でダンスしながら社訓を叫ばされていた。社訓は抽象的で、『手を差し伸べる愛が争いをなくす!』とかそんなのばかり」(25歳男性/アパレルショップ)

  マイナビバイトTIMES:『これは知っておきたい!ブラックバイトの見極めポイント

こちらの例は非常に特異なケースかもしれません。ユニークな社風や会社のルールがアルバイト・パートスタッフにとってストレスになっている場合があります。新しいルールや会社の雰囲気作りをする際は、注意が必要です。

 

まとめ

いかがでしたか?ひとえにブラックバイトといっても様々なケースがあります。今回、引用した「マイナビバイトTIMES」の記事内ではその他それ以外にも様々なケースを紹介しています。それぞれを参考にアルバイト・パートスタッフが安心して働ける環境づくりに取り組んでみましょう。

 

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