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コロナ禍の影響は?大学生の通学、アルバイト収入の現状

新型コロナウイルス感染症の拡大により様々な変化がありました。社会人だけでなく大学生のライフスタイルにも大きな影響を与えています。本記事ではコロナ禍によって変化した大学生の通学頻度やアルバイト収入についてのアンケート結果をご紹介します。

目次

平均通学頻度は前年の半分以下に、地域や文系理系で頻度に差

アルバイトの収入も減収、定期的なアルバイトをしている学生も減っている

まとめ

平均通学頻度は前年の半分以下に、地域や文系理系で頻度に差

2020年春の緊急事態宣言によって多くの大学の授業が対面からオンラインに変わりました。大学生の通学頻度はどのように変化したのでしょうか。1週間の通学頻度を聞いたアンケート結果をみてみましょう。

1週間あたりの全体通学頻度は22年卒(2020年調査)が1.8日と前年より大きく減少しました。コロナ禍前である21年卒以前と比較すると半分以下になっていることがわかります。しかし、文理別にみると文系は平均1.2日、理系は平均2.9日と学部によって差があるようです。おそらく理系の大学生は自宅でのオンライン授業ではなく大学の設備をつかった研究が多いことから文系よりも通学頻度が多いと思われます。

出典:株式会社マイナビ 2021年2月「2022年卒 マイナビ大学生のライフスタイル調査 前編~with コロナで学生生活はどう変わったか」

また、学生の居住地別(関東/東海/関西/その他)でみてみると、関東地区とそれ以外の地域で差があることがわかります。2020年4月以降の通学頻度についてアンケートでは、文系理系ともに関東の平均日数が最も少ない結果となりました。新型コロナウイルス感染症の拡大状況が地域によって異なり、人口が集中しやすい都市部では感染リスクが高いことから、都市部の大学でのオンライン授業が多いと考えられます。郊外や人工が多くないエリアの大学生の方が通学のために外出する機会は多いということでしょう。

出典:株式会社マイナビ 2021年2月「2022年卒 マイナビ大学生のライフスタイル調査 前編~with コロナで学生生活はどう変わったか」

アルバイトの収入も減収、定期的なアルバイトをしている学生も減っている

アルバイトの収入で生活を賄っている大学生も少なくありません。通学頻度がコロナ禍で急減、自治体からの休業・時短要請もあり、新型コロナウイルス感染症の拡大は大学生のアルバイトの収入にも影響を与えています。

アルバイトによる1か月平均の収入についてのアンケートをみてみましょう。全体の平均は3 万3,559 円で、前年より5,914円(15.0%)減収しています。20年卒から21年卒にかけても微減していましたが、22年卒は大きく減収していることがわかります。文理別にみてみると。文系学生の平均は 3万6,699円(前年比-6,164 円)、理系学生は2万8,147円(前年比-5,148円)でした。理系学生は授業以外にも研究や課題量などが多くアルバイトの勤務時間も少なく、コロナ禍前の平均収入額が文系より低いことから、前年比の減収は文系学生の方が大きいと思われます。

出典:株式会社マイナビ 2021年2月「2022年卒 マイナビ大学生のライフスタイル調査 前編~with コロナで学生生活はどう変わったか」

定期的なアルバイトをしているかどうかで収入の違いをみてみると、「定期的なアルバイトをしている」と回答した学生の1ヶ月の収入平均は4万2,195 円(前年比-4,056円)「定期的なアルバイトをしていない」と回答した学生は5,743円(前年比-2,169 円)で、定期的なアルバイトをしていない学生のほうが減収割合が大きいです。政府からの休業、時短営業要請、外出自粛・三密対策での催事中止などの影響を受けて日払いや短期間のアルバイトの募集自体がコロナ禍の影響で減少したためと考えられます。

出典:株式会社マイナビ 2021年2月「2022年卒 マイナビ大学生のライフスタイル調査 前編~with コロナで学生生活はどう変わったか」

定期的なアルバイトをしている割合をみてみると全体で74.5%(前年比6.4pt減少)でした。21年卒までは増加が続いていたものの、22年卒ではコロナ禍の影響で減少したことがわかります。ただ、定期的なアルバイトをしている学生勤務日数・時間をみると、週平均の日数は2.7日で前年より0.2日、勤務時間は全体平均で13.4時間で前年比1.8時間と微減にとどまっています。コロナ禍でも定期的なアルバイトを続けている学生の出勤については大きくは変わっていないようです。

出典:株式会社マイナビ 2021年2月「2022年卒 マイナビ大学生のライフスタイル調査 前編~with コロナで学生生活はどう変わったか」

アルバイト代や親からの仕送りなどの収入のうち、1か月に自由に使える金額をみてみましょう。全体の平均は3万184 円、前年比 3,080 円の減少でした。定期的なアルバイトをしている学生の方が減収金額が前年比-1,886円、していない学生が前年比-4,292円と、2,406円もの差があります。もともとアルバイトをしていた時間を学生の方が収入に変動が少ないことから、出勤頻度はあまり自主的には減らしていないのではないと思われます。

出典:株式会社マイナビ 2021年2月「2022年卒 マイナビ大学生のライフスタイル調査 前編~with コロナで学生生活はどう変わったか」

まとめ

2020年度、大学生のコロナ禍での通学が前年比でかなり減少していることがわかりました。また感染状況、各大学の判断によって通学する頻度の地域差があるようです。アルバイト収入については全体的に減収している学生が多いですが、もともとアルバイトしている学生の方が減収幅が小さく、出勤頻度は減らしていないと思われます。

今後は新型コロナウイルス感染症の拡大状況にもよりますが、経済活動が徐々に再開するとともにアルバイトをしたい、シフトを増やしたいと希望する学生も増えることが想定されます。ぜひ大学生の採用を検討する際は、募集エリアの大学の授業状況(対面授業が再開)をみて外出頻度をチェックすると良いかもしれません。

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