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コロナ禍の大学生の「今」|SNS利用状況や関心ある社会問題を調査!

コロナ禍において感染症対策のための生活が徐々に定着してきた昨今、大学生の過ごし方はどのように変化してきたのでしょうか。新型コロナウイルス感染症の流行前は様々な業種で大学生が働いている姿を見かけましたが、コロナ禍において彼らの生活にどのような変化があったのでしょうか。

大学生の採用活動において、現在どのような過ごし方をしているのか、興味関心ある分野は何かなど、彼らのライフスタイルを知ることで、募集内容やアピールポイントなどの見直しのヒントが見つかるかもしれません。本記事では大学生の「今」をアンケート調査したデータをご紹介いたします。

目次

スマートフォンの利用時間が増加!動画サイトや写真投稿SNSがメイン

興味ある社会問題は「伝染病・感染症対策」が大幅増加!

まとめ

スマートフォンの利用時間が増加!動画サイトや写真投稿SNSがメイン

新型コロナウイルス感染症流行の拡大で通学する頻度やアルバイトをする頻度が減っている大学生ですが、アンケート調査ではスマートフォンで動画を見たり、 SNSを利用したりすることが増えたと思われる結果がでました。

スマートフォンを1日平均何分使っているか聞いたところ、全体の平均は225.7 分で、前年より26.9分(13.5%)増加しています。19年卒から増加傾向が続いていましたが、22年卒は特に増加率が高いことがわかります。

出典:株式会社マイナビ 2021年2月「2022年卒 マイナビ大学生のライフスタイル調査 前編~with コロナで学生生活はどう変わったか」

通学時間やアルバイトの勤務時間が減ったことと、外出を自粛する大学生が増えたことから、場所を選ばず外部のコンテンツや人とつながることができるスマートフォンの利用時間が増加したと思われます。また、インターネット上の情報に触れる機会が増えたという見方もできるでしょう。では、スマートフォンでは何が多く見られているのでしょうか。

出典:株式会社マイナビ 2021年2月「2022年卒 マイナビ大学生のライフスタイル調査 前編~with コロナで学生生活はどう変わったか」

前年と比較して最も増えたのは「YouTube」で、全体で65.7%(前年比21.0pt増)でした。また、女子の回答が最も多かったのは「Instagram」で82.8%でした。どのSNSも全体的にコロナ禍前より大学生ユーザーが増えたと言えるでしょう。冒頭でも述べたように通学頻度が減り、アルバイトや遊びに行くなどの外出の機会自体が減ったためだと思われます。

出典:株式会社マイナビ 2021年2月「2022年卒 マイナビ大学生のライフスタイル調査 前編~with コロナで学生生活はどう変わったか」

 

2020年4月以降にSNSでつながっている人数が「増えた」と回答したのは全体で41.3%で、「減った」の3.6%を大きく上回り、半数近くの大学生がSNSでやり取りやフォローなどをしている人数が増えたことがわかります。授業のオンライン化やアルバイトの出勤減少にともない対面で人と接する機会が減ったことが要因と考えられます。外出する機会が少なくなっても他人とのつながりを求めている大学生が多いということでしょう。

オフラインで得る情報や人と話す機会が減っているものの、オンライン上で動画閲覧や、他人とのやり取りをおこなう頻度が増えていることから、大学生の情報収集をする、コミュニケーションをとる機会はコロナ禍前と手段は変われど減ってはいないと思われます。

 

興味ある社会問題は「伝染病・感染症対策」が大幅増加!

オンライン上で様々な情報に触れる機会がある中で、現在大学生が関心を持っているのはどのような分野なのでしょうか。下記は26の社会問題の中から興味のあるものを聞いたアンケート結果です。

全体で最も多い回答は「伝染病・感染症対策」でした。全体の52.1%(前年比42.6pt増加)で、約半数以上が回答しており、前年の9.5%から約5.5倍も増えた結果となりました。新型コロナウイルス感染症について多くの大学生が関心を持っていることがわかります。

出典:株式会社マイナビ 2021年2月「2022年卒 マイナビ大学生のライフスタイル調査 前編~with コロナで学生生活はどう変わったか」

「伝染病・感染症対策」以外の回答をみてみると、他に共通してTOP5にランクインした社会問題はなく、回答した大学生の学部や性別によってそれぞれ注目されている社会問題は異なるようです。コロナ禍でメディアに取り上げられる機会が増えた「医療崩壊・医師不足」は、理系男子で4位、理系女子で3位とTOP5にランクしていますが、文系では男女ともTOP5にはなく、「伝染病・感染症対策」は関心があっても「医療崩壊・医師不足」については所属している学部によって差があるようです。

「伝染病・感染症対策」が全体で注目されているのは、感染者数の増加による大学の授業形式の変更や、飲食店やサービス業などの時短によってアルバイト先の業務内容変更・シフト減少など文理問わずにほとんどの大学生が自分事化できているからだと考えられます。

 

出典:株式会社マイナビ 2021年2月「2022年卒 マイナビ大学生のライフスタイル調査 前編~with コロナで学生生活はどう変わったか」

まとめ

新型コロナウイルス感染症の拡大前後の大学生のライフスタイル、関心ある分野はそれぞれ変化していることがわかりました。外出頻度自体は減っているものの、動画サイトやSNSなどを通して外部情報に触れる機会は多いようです。採用活動においても今まで印刷物や紹介などのオフライン経由ものからインターネット上の求人媒体や、自社のSNSアカウントを利用した募集活動にシフトしてみることで、大学生の目に触れる機会を増やすことができるかもしれません。また、感染症対策については文理男女の大学生すべてがコロナ禍で関心が高まっています。求人内容に自社が取り組んでいる感染症対策について記載することで働く安心感をアピールすることができると思われます。

社会が変わりゆく中で人々のライフスタイルも同様に変化し続けていきます。採用活動の際は新型コロナウイルス感染症の状況とともに募集したいターゲット層のライフスタイルにも目を向けてみましょう。

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