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働く女性の就業情報
2018年度の女性就業率は、50年ぶりに5割を超えた数値となりました。労働環境の変化とともに女性の社会進出がさらに進んできています。そこで今回は女性の就業状況がどのように変化してきたのかを見ていきます。
男性と女性の就業者数と就業率の推移を見てみると、いずれも近年は女性がより顕著な伸びを見せています。2018年の就業者数は2,946万人まで増加、就業率は51.3%まで上昇しました。
雇用形態別で見ると正規よりアルバイト・パートを中心とした非正規が多く、その中でも非正規の45-54歳、35-44歳の層が多い内訳となっています。
※図1・2:総務省統計局『労働力調査 長期時系列データ』を加工 原数値
夫婦のあり方の変化も著しく、1997年を皮切りに共働き世帯が専業主婦世帯を上回って推移しています。
また、女性の就業率は出産や育児を理由に30歳で下がり40歳代で再び上がる傾向(M字カーブ)がありましたが、近年は仕事と育児等のプライベートを両立する働き方が広まったため、解消しつつあるといわれています。
※図3:内閣府男女共同参画局『男女共同参画白書』平成30年を加工
※図4:総務省統計局『労働力調査 長期時系列データ』を加工 原数値
まとめ
人手不足解消のためには、外国人人材、シニア人材等のほかにも、女性のさらなる活躍が必要不可欠といわれていますが、その女性をとりまく労働環境は年々変化しています。今後は女性のライフスタイルの変化に合わせた働き方を提供していくことが、ますます重要になってくるでしょう。
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