編集部コラム
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Web多言語化ソリューション「WOVN.io」がもたらす世界。外国人採用における言語の壁を取り除く

近年は、労働力不足の解消や新たな顧客開拓のためにグローバルな視点でビジネスを展開しようとする企業が増えてきました。*1さらに、日本では2019年4月から在留資格「特定技能」が新設されて、一定の専門性・技能を有している即戦力の外国人労働者を雇用できるようになりました。*2
新たな働き手として注目されている外国人労働者ですが、企業側としても彼らを雇用するための準備と対策をしていかなければいけません。
そうした中、日本企業と外国人をつなぐWeb多言語化ソリューション「WOVN.io(ウォーブン・ドットアイオー)」を提供しているのが、Wovn Technologies株式会社(以下、WOVN)です。
「世界中の人が、すべてのデータに、母国語でアクセスできるようにする」をミッションに掲げ、企業の外国人戦略・海外展開のサポートをおこなっています。

今回は、マイナビバイトと業務提携をしたWOVNの長谷川 氏から外国人採用における市場感や課題、多言語化機能がもたらす効果、目指す世界観をお伺いしました。

【会社概要】
会社名:Wovn Technologies株式会社
設立:2014年3月5日
事業内容:Web多言語化ソリューション「WOVN.io」「WOVN.app」の運営
ホームページ:https://wovn.io/ja/

運用プロセスまでを見据えた多言語化対応が必要になる。その理由とは?

Solutions Div. Sales Dept.
Account Executive
長谷川 智耶(はせがわ ともや)氏

-外国人労働者の現状を教えてください。

長谷川 氏:こちらが総務省が出している日本人の人口グラフの予想です。

これからどんどん人口が減っていき、1億人を下回ります。どれだけ企業が努力したとしても、絶対的なパイが減るので人手不足になるという課題があります。その中で、在留外国人の総数は、平成30年度の測定で約270万人と年々増加しています*3。
そのため、今後は「必ず日本人でなければ採用はしない」というスタンスではなく、在留外国人の採用も視野に入れる必要があるでしょう。

また、今までの在留外国人は韓国や中国の方々が多かったのですが、最近はベトナム、フィリピン、ネパール、台湾の方々が増えています。この上位を数えただけでも、4〜5カ国語に対応する必要があり、それぞれの言語翻訳をすることはとても大変です。
ある銀行会社さんでは、もともと英語用のWebサイトは持っていましたが、ベトナム語で口座開設したいというご相談が増えてきた際に、その対応が一切できていませんでした。そこで、我々のサービスで多言語化対応をおこなったという事例もあります。
こうした対応は、今のうちにやっておけば、企業として大きなアドバンテージを取れるかもしれないし、対応をしていないと多大なリスクを背負う可能性もあります。

-外国人対応をしていきたいというお客様からの相談事としては、どのようなことをよく聞きますか?

長谷川 氏:お客様が多言語化したいとなった場合、よく聞く課題として大きく分けると2つあります。
1つ目は、機械翻訳と人力翻訳のバランスです。自社サイトを外国人の方向けにしようとしたときに、全て人力翻訳をするとコストが膨大になります。
我々は、15,000サイト以上の導入実績がありますので、どの部分を人力翻訳にし、どの部分を機械翻訳にすべきかノウハウがあります。お客様に合わせた要件定義を業種ごとに対応できます。

 2つ目が、企業側の捨てる勇気、といったところでしょうか。多言語化させるためには既存のシステムを一度捨てて(もしくは組み替える)、新しいものに入れ替えるという作業が発生します。
既にコストをかけて作ったものを捨てるという判断がなかなかできない場合があります。しかし、本当に多言語化対応を成功させたいのであれば、2、3年後を見据え、運用プロセスも考慮した上での事業者選定が必要になります。

確かにすでにECサイトのように何百というページが存在している場合、それらを1ページずつ翻訳させるのは非常に運用工数がかかりますよね。

長谷川 氏:そうなんです。例えばひとつの単語の誤訳があっただけでも、そのキーワードが500ページ中100ページあれば、100ページ分修正が発生します。ですが、弊社のサービスで翻訳をしていれば、瞬時に100ページ分誤訳が修正されます。運用工数が格段に変わりますね。

マイナビバイトとの業務提携。母国語で表示される「求人」サイトへ

-今回マイナビバイトと業務提携をおこなうことになりましたが、それまでの経緯をお伺いさせてください。

長谷川 氏:そうですね、まず我々が対峙するお客様は大きく分けると3つに分かれています。在留外国人、アウトバウンド(越境ECや輸出、等)、インバウンド、です。なかでもここ1年で、我々が注目しているのが「在留外国人」というキーワードです。
在留外国人の多くは日本語はある程度できるのですが、一定水準を満たしていない場合もあります。ただ、業種にもよりますが、アルバイトの業務であればシンプルなコミュニケーションで成立する仕事が多いと感じています。
最近だと、タブレットでオーダーができる居酒屋さんもあるように、実は言語のハードルって現場ではそこまで必要ではない。

しかし、日本語能力が足りないだけでなかなか仕事につけなかったり、希望の仕事を探せない在留外国人もいます。だからこそ、在留外国人の方がよく目にするアルバイトの「求人」に関して、自分の言語でそれが表示されていたら、エントリーしやすくなりますし、企業側も歩み寄りやすいと考えました。
そこがマイナビバイトさんと一緒に展開していけるだろうなと思ったポイントですね。

「Entry Pocket」の採用HP作成機能に搭載されている「Web多言語化ソリューション」について

「Entry Pocket」の採用HP作成機能とは
オリジナルデザイン・独自ドメインで自社の採用ホームページを手軽に構築できる機能です。
フォーマットに入力するだけで簡単に求人原稿の作成ができます。募集を出したい時にボタン1つで求人情報の掲載・掲載停止・再掲載がおこなえます。
(今回の業務提携では、「Entry Pocket」で作成をした採用HPのみに多言語化機能が適用されます※別途オプション)

-マイナビバイトの「Entry Pocket」の採用HP作成機能に搭載されている貴社の多言語化サービスの特徴をご説明ください。

長谷川 氏:「Entry Pocket」で作成をした採用HPを多言語化サイトにすることができるサービスです。翻訳の品質によって納期は変わってきますが、早ければ数週間で多言語化サイトを提供できるところが、1番のメリットだと思っています。
今回の提携では、11言語に対応をしていて、主要と呼ばれる英語・中国語・韓国語以外にも、インドネシア語、タイ語、ベトナム語、ネパール語等も網羅しています。そういった豊富な対応言語があるところも強みですね。

-表示させる言語によって、同じ意味を表す単語でも表現の仕方が変わってくると思うのですが、そのあたりはどのように対応していますか?

長谷川 氏:機械処理の中では、そこを分けることは難しいので体制でカバーしています。
弊社は現在50名ほどの翻訳家を抱えています。いわゆる母国が海外の翻訳家達なので、母国語の文化を理解して、適切な翻訳作業ができる人材になります。そうした人材が、日本と翻訳先の国の両方の文化を理解した上で適切な翻訳をしています。

世界中の人が、すべてのデータに、母国語でアクセスできるようにする

-今後、WOVNが実現したい世界観を教えてください。

 長谷川 氏:我々のミッションは、「世界中の人が、すべてのデータに、母国語でアクセスできるようにする」です。世の中には言語格差が多くあります。WOVNのプロダクトを入れておけば、どのような情報も常に母国語で見れるようになります。
また、自社サイトを翻訳しようと考えた時に、翻訳会社さんだけでは、テキストの翻訳はできますが同時にWebサイトに対して「SEOはこうです」「UI、UXはこうしましょう」とはなかなか言えないです。
一方で、Webサイト制作会社さんだけでは翻訳した言語の国の文化やその文化に合わせたWebサイトの設計ができるかというと、難しいものがあるでしょう。弊社の場合は、その両方の要件を満たせるサービスなので、唯一無二だと考えています。

まとめ

今回のインタビューでは、マイナビバイトの「Entry Pocket」の採用HP機能に搭載されている多言語化機能の説明と多言語化機能が必要となっている市場感について解説をしていただきました。
 WOVNでは、多言語化が当たり前になる社会に向けたさまざまな取り組みも行っており、「MX(Multilingual Experience)」に関する本も出版しています。ご興味ある方は是非こちらもご覧ください。

*1 引用)外務省 海外在留邦人数調査統計(平成30年要約版)
https://www.mofa.go.jp/mofaj/files/000368753.pdf
*2 引用)法務省 制度説明資料「新たな外国人材の受入れ及び共生社会実現に向けた取組」 
http://www.moj.go.jp/content/001293198.pdf
*3 引用)法務省 平成30年末現在における在留外国人数について
http://www.moj.go.jp/nyuukokukanri/kouhou/nyuukokukanri04_00081.html

 

<長谷川 智耶>
2010年に大手インターネット広告会社の子会社に入社。営業や新規事業の立ち上げ、執行役員を担当する。30代に入ったタイミングで転職を決意し、Wovn Technologies株式会社入社。営業活動をおこないつつ、新規企画の提案をおこなう。WOVN.ioの導入支援や、Web多言語化ソリューションを含めさまざまな海外展開のサポートをおこなうためのソリューションを提案している。

 






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