4月は新学期の到来とともに、多くの学生が初めてのアルバイトに挑戦する季節です。この時期、企業側でも新入生を対象とした採用活動を活発に行います。学生のアルバイト探しが活発になる一方で、保護者の不安や懸念も存在しています。
株式会社マイナビの調査によると、高校生や大学生の子どもを持つ親の55.1%が子どものアルバイト先に関心を持っており、34.6%が「アルバイトをすることが心配」と感じていることが明らかになりました。*1
企業は単に学生の応募数や採用数を増やすだけでなく、働き始めた後のトラブルを未然に防ぐためにも、保護者との信頼関係を築くことが重要です。保護者の理解と同意を得ることで、学生が安心してアルバイトに取り組む環境を整えることにつながります。
本記事では、子どものアルバイト探しにおいて保護者が気にするポイントと、企業が求人を出す際に考慮すべき事項について詳しく解説します。
*1 引用)株式会社マイナビ「非正規雇用に関する求職者・新規就業者の活動状況調査(2024年7-8月)」16p
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目次
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子どものアルバイト探しで保護者が心配することは「学業への影響」が61.7%
学生が仕事探しを相談する際、最も影響を与える相手は「母」
子どもからの相談に「応募に反対したことがある」は22.2%
企業が保護者に連絡している内容は「各種規定の書類提出依頼」「店舗など職場への案内」
企業が保護者に伝えるべきポイント3点
まとめ
子どものアルバイト探しで保護者が心配することは「学業への影響」が61.7%
前述のとおり、高校生や大学生の子どもを持つ親の55.1%が子どものアルバイト先に関心を持っており、34.6%が「子どもがアルバイトをすることが心配」と回答しています。
「子どもがアルバイトをする際に心配である」と回答した人に、心配する内容を複数回答で質問したところ、保護者が心配することとして「学業への影響」が61.7%で最も高く、次いで「身体的・心理的安全性」や「子どもの適性との整合性」であることがわかりました。
このことから、学業とアルバイトの両立や、働く上で身体的心理的にどのように安全であるか、働く上でどのようなスキルが求められるか求人に詳細に記載することが有効であることが推測されます。
引用)株式会社マイナビ「非正規雇用に関する求職者・新規就業者の活動状況調査(2024年7-8月)」4p
「求人原稿内でどのように記載すればいいか分からない」「具体的な原稿例を知りたい」という方は、ぜひマイナビバイトにご相談ください。地域に密着した営業担当が丁寧にヒアリングの上、求人原稿内容をご提案いたします。
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学生がアルバイト探しを相談する際、最も相談する相手は「母」
株式会社マイナビの別調査では、学生の仕事探しにおいて70.4%が「周りの人に確認する」と回答しており*2、その中でも最も重要な確認相手は「母」で81.8%、次いで「父」が56.8%となっています。*3 学生のアルバイト探しにおいて、母親の意見が意思決定に大きな影響を与えており、保護者、特に母親から賛成されるための求人原稿作りが、新学期採用の大きな鍵であることが伺えます。
*2 引用)マイナビ「非正規雇用に関する求職者・新規就業者の活動状況調査(2024年3-4月)」19p
*3 引用)マイナビ「非正規雇用に関する求職者・新規就業者の活動状況調査(2024年3-4月)」19p
子どもからの相談に「応募に反対したことがある」は22.2%
実際にどのくらいの影響があるのか見ていきます。これまでに子どもからアルバイトの応募先について相談されたことがある人の対応(複数回答)では、「応募に賛成したことがある」が76.1%で最も高いものの、22.2%が「反対したことがある」と回答しました。
引用)マイナビ「非正規雇用に関する求職者・新規就業者の活動状況調査(2024年7-8月)」4p
この結果から、子どもの意思を尊重している保護者が多いものの、求人情報の内容によっては保護者の反対があり、応募数が減っている可能性が示唆されます。このような事態を起こさず、安心して子どもに対して応募を勧めることができる求人情報を掲載することが重要です。
賛否を判断した際の判断基準は「子どもの適性との整合性」
*3 引用)マイナビ「非正規雇用に関する求職者・新規就業者の活動状況調査(2024年7-8月)」4p
保護者の意見が子どものアルバイト探しに与える影響は大きく、特に相談された際の賛否の判断基準として「子どもの適性との整合性」が39.7%で最も高い結果となっています。*3 次いで「学業への影響」や「身体的・心理的安全性」が続き、この3つの観点は全体の3割を超えています。
さらに、最近では「闇バイト」と呼ばれる違法なアルバイトに対する社会的な関心が高まっています。法務省が公表した2024年版犯罪白書によると、2023年の刑法犯認知件数は70万3351件に達し、前年比で10万件以上の増加が見られました。*4 このような背景から、保護者は子どもの「身体的・心理的安全性」や「就業先企業の信頼性」をより一層重視する傾向が強まっていくことが予想されます。
したがって、企業は求人情報を作成する際に、これらの保護者の懸念に配慮した内容を盛り込む必要があります。具体的な表現方法や内容については、ぜひマイナビバイトまでご相談ください。営業担当が丁寧にヒアリングの上、求人原稿内容をご提案いたします。
*4 参考)法務省「令和6年版犯罪白書」https://www.moj.go.jp/housouken/housouken03_00131.html
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企業が保護者に連絡している内容は「各種規定の書類提出依頼」「店舗など職場への案内」
子どものアルバイトを保護者から賛同を得やすい環境を整えるために、企業が対応できることは求人原稿以外にもあります。
株式会社マイナビの調査では、18歳以上の成年している高校生・大学生においても、企業の59.3%がアルバイト採用時に保護者の同意を取っており、さらに40%の企業が保護者に連絡していることがわかりました。*5
法律上18歳未満の未成年者は保護者の同意が義務付けられているものの、18歳以上の学生については義務付けられていないため、このような対応は非常に丁寧であり保護者との良好な関係性を築くことにつながります。
*5 引用)マイナビ「非正規雇用に関する企業の採用状況調査(2024年3-4月)」24p
連絡内容を聞いたところ、「各種規定の書類提出依頼」が50.0%と最も高く、次いで「店舗など職場への案内」が38.3%、「応募確認の連絡」が36.7%となりました。*6 さらに、保護者向けの資料送付や保護者向け説明会を実施している企業もあることがわかります。
*6 引用)マイナビ「非正規雇用に関する企業の採用状況調査(2024年3-4月)」25p
企業が保護者に伝えるべきポイント3点
保護者は子どもがアルバイトをする際に「学業への影響」や「身体的・心理的安全性」を非常に気にしています。そのため、保護者が求人情報を読んだときに安心して応募を勧めることができるよう、下記の3点を記載することをおすすめします。
1.学業との両立方法
「学生の本業は学業であること」を理解している姿勢を提示しましょう。学業の時間を削ってまでシフトに入ることを強制しない姿勢などを記載する必要があります。具体的には、授業のない時間や曜日だけ働けること、また定期試験前に働くシフトを削除できるようであれば、積極的に求人原稿に記載することをおすすめします。さらに現在の学生スタッフがどのようなシフトで働いているのか、進学時期や就職活動の時期にどのような働き方をしているのか記載しましょう。
2.職場環境の安全性
立地面の安全性:働く時間と勤務地がある立地によっては、帰り道が不安である保護者も多くいます。勤務地から最寄り駅まで道のりは夜でも明るく人通りが多いのか、送迎対応があるか、終電までに退勤できるような配慮があるか、などを具体的に記載しましょう。
身体面の安全性:労働災害など、身体的に怪我をしないか心配する保護者もいます。「機械を使用する際は身体の部位が入らないよう覆いなどを設けている」など、どのように労働安全衛生関係の法案を守っているのか記載しましょう。
心理的面の安全性:現在どのようなスタッフが働いており、未経験でも安心して働くことができるのか、ハラスメント防止のための対策を講じているのか記載することをおすすめします。
3.求められるスキル・成長できるスキル
今回募集している職種がどのような仕事で、子どもの適性と合っているのか判断できるような内容を記載しましょう。
たとえば、店舗での接客でも店舗によって接客スタイルは様々です。セルフ式を導入しており会話が必要最低限である店舗もあれば、フルサービス式で商品を一つひとつ説明してヒアリングする店舗もあります。さらに、来客対応をする際の敬語もカジュアルな「です・ます」調であれば問題ない店舗もありますが、ハイクラス向けの接客を行っている店舗は尊敬語・謙譲語・丁寧語などを正しく話すことが求められます。一言で「接客スキルが身につく」で終わらせず、どのようなスキルが必要か具体的に提示することで安心感を醸成できます。
さらに、求人原稿に情報を記載するだけではなく、保護者に向けて対応している企業もあります。企業は「店舗など職場への案内」や「保護者向けの資料送付」、さらには「保護者向け説明会の実施」などの施策を行うことで、保護者に対して直接的に情報を提供を行っています。特に新入生が新しく入社する際は、これらの施策を通じて保護者に対して口頭や資料で具体的な内容を提示することで、信頼関係を築くことを意識しましょう。
保護者との信頼関係が構築されることで、学生は安心してアルバイトに取り組むことができ、企業にとっても優秀な人材を確保するチャンスが広がります。したがって、保護者の視点を重視した情報提供が、今後の採用活動においてますます重要になってくると言えるでしょう。
まとめ
新学期の到来は、多くの学生にとって初めてのアルバイトを始める絶好の機会ですが、同時に保護者の不安もあり、高校生もしくは大学生の子どもを持つ親の55.1%が保護者が子どものアルバイト先に関心を持ち、34.6%が心配を感じていることが明らかになりました。
特に「学業への影響」が61.7%と最も高い懸念事項であり、企業はこの点に配慮した求人情報を提供する必要があります。具体的には、学業との両立方法や職場環境の安全性、求められるスキルについて明確に記載することが重要です。
また、学生がアルバイトを探す際に最も影響を与えるのは母親であり、保護者の賛同を得ることが採用成功の鍵となります。企業は実際に働く学生だけでなく保護者との信頼関係を築くために、職場案内などの情報提供を行い、安心感を醸成することが求められます。
保護者が安心して子どもにアルバイトを勧める環境を整えることで、学生はより安心して働くことができ、企業にとっても優秀な人材を確保するチャンスが広がります。
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