採用面接
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面接で「家の場所」「愛読書」「尊敬する人」などの質問は、全部NGって、知ってました?

日本政策金融公庫の公表している「採用定着必勝マニュアル」*1 には、アルバイトの採用難にあえぐお店が、何をすべきかを具体的に書いているので、採用担当者であればぜひとも目を通しておきたい内容が書かれています。

特に目を引くのは、冒頭の「データ」たち。

「見極められているのは採用側」との意識改革を迫る内容になっており、なかなか濃い内容に仕上がっています。

また、「応募者を増やす」ための実践的な内容がもりこまれていて、「採用活動=営業活動」なのだな、と強く思います。

面接時にしてはいけない質問とは?

さて、そのような厳しい状況の中、せっかくきてくれた応募者の面接で、粗相をしてしまう担当者も多いようです。

特に、アルバイトの面接官を、本職の人事ではなく、「店長」や「古参のアルバイト」がやっているケースでは、知らずしらずのうちに「やらかしていた」顛末をSNSにアップされたり、労働局に通報されたりすることもあるようです。

違法性のある質問や、ちょっとでも候補者に不快感を与えてしまうような質問が面接に飛び出せば、お店の運営に影響があることは間違いありません。

特に、厚生労働省が面接において注意を喚起しているのが、「家族の話」「家の近所の話」などの、面接官が雰囲気を和らげるために、カジュアルに投げかけてしまいそうな質問です。

以前、私が同席した面接において、面接官の方が
「ご実家にお住まいですか? 家からここまではどうやってくるのですか? 」などと聞いていましたたが、おそらく聞いてはいけない質問である可能性が高いのだろうと思います。

良かれと思って投げかけた質問に、実は違法性があったとはあまり考えたくない話ですが、注意喚起がなされていることは事実です。

また、大阪市の労働局のページ*2 には、「発してはいけない質問」の具体例が詳細に書かれており、ぜひとも面接官に周知したい内容が網羅されています。

特に、
■ 尊敬する人物は誰ですか。
■ 将来、どんな人になりたいと思いますか。
■ あなたは、どんな本を愛読していますか。

といった、「意欲の確認につながりそうな質問」についても、これは就職差別に繋がる恐れのある質問、ということで禁止されています。

労働局のページには、次のようにあります。

思想・信条や宗教、支持する政党、人生観などは、信教の自由、思想・信条の自由など、憲法で保障されている個人の自由権に属することがらです。それを採用選考に持ち込むことは、基本的人権を侵すことであり、厳に慎むべきことです。思想・信条、宗教などについて直接質問する場合のほか、形を変えた質問を行い、これらのことを把握しようとする企業がありますが、絶対に行うべきではありません。

ここから考えると、思想、信条を確認することと、意欲を確認することは別のことだ、と面接官に強く注意喚起すべきでしょう。

「仕事と関係ないことは、一切聞かない」が、原則

ところで、ここまでお読みいただいた方は、「では何を質問すればよいのか」という話が気になるところだと思います。
結論としてはほとんどは「事実確認」そして「意向の確認」に終始する可能性が高いでしょう。

実際、高知県の労働局の面接マニュアル*3 には、次のように書かれています。

■ 当社の第一印象はどうでしたか。
■ あなたが、当社を希望されたのは、どんな理由からですか。
■ 応募に際し、当社のことを調べてみましたか。
■ 当社は、どのようなものを製造しているか知っていますか。
■ 当社に対して、どんな感じ(イメージ)を持っていますか。
■ 当社の特色や業務内容、製品を知っていますか。
■ 自分の得意とする学科(科目)は何ですか。
■ 何か特技・資格がありますか。(特技・資格がある場合は、種類、取得時期などについて質問する。)
■ 過去にお勤めしていたようですが、どんなお仕事をしていたのですか。
■ どんな仕事をしてみたいと思いますか。
■ 当社以外に応募している会社がありますか。
■ 自分のセールスポイントはどんなところだと思いますか。
■ あなたの長所は何だと思いますか。
■ 初対面の人の顔を覚えるのは得意ですか、それとも苦手ですか。
■ 会社や家庭を訪問し、契約を取ったり、品物を販売するような場合、初めての人と話をすることが苦になりませんか。
■ 仕事は、立って(座って)することが多くなりますが大丈夫ですか。
■ 仕事の関係で車を運転することがありますが、どの位のキャリアがありますか。
■ あなたは「働く」ということについてどのように考えていますか。

これを見て分かる通り「仕事と関係ないことは、一切聞かない」が、原則です。

また、「能力を測る」質問ではなく「こういう仕事ですが、やってみたいですか?」という確認のようなものだ、と考えておくと良さそうです。

面接でしてはいけない質問内容をしっかりと把握をして、適切な対応を心がけましょう。

面接率をあげて希望の人材を採用させる方法を知りたい方は、下記の記事もご覧ください。
アルバイトの面接率を上げる!面接官が行うべき心がけとは?!

 

 

1 「パート・アルバイト採用定着必勝マニュアル」 株式会社日本政策金融公庫
https://www.jfc.go.jp/n/findings/pdf/part_arbeit_teichakumanual_1.pdf

2 就職差別につながるおそれのある不適切な質問の例 大阪市労働局
https://jsite.mhlw.go.jp/osaka-roudoukyoku/hourei_seido_tetsuzuki/shokugyou_shoukai/hourei_seido/kosei/futeki.html

3 「面接時の適切な設問 」及び「面接マニュアル」参考事例
https://jsite.mhlw.go.jp/kochi-roudoukyoku/var/rev0/0109/5979/201512713402.pdf

 

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